適当な紙切れに乱雑な字で書かれ、輪ゴムで適当にまとめらて居る紙束。入学以来一度も送付されていないらしい……
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
つーか、なんつーかもう。
素で驚いたなあ、ナイトメア適合者。
そんなこんなで実に一年以上の間を空けて、過去SSの二話だ。
いやSSって言うには適当だが、そこは簡便!!
後、1話とあわせてそのうち副題を考えて付ける。でないとややこしいし。
素で驚いたなあ、ナイトメア適合者。
そんなこんなで実に一年以上の間を空けて、過去SSの二話だ。
いやSSって言うには適当だが、そこは簡便!!
後、1話とあわせてそのうち副題を考えて付ける。でないとややこしいし。
///////////////////////
“巣”への帰属意識は、“組織と仲間”への連帯感と。
“仕事”への強迫観念は、“傭兵”としての誇りと。
“巣中の相互伝達ネットワークの効率化”を求める意識は、
“仲良くしたい、仲良くさせたい”と言う欲求と。
ゆっくりと、だが着実に。
幼少より染み付けられ、しかし香本人によって蓋をされていた“蟲性”は、
学園と言う環境で人との交わりの元育まれた“人心”と融和しつつある。
…いや、勿論、完全に一つになる事は無いだろう。それらはあくまで別物だ。
だが、この娘の中に確かにあったにも拘らず、
この娘自身の願望によって無意識に押さえ込まれていた“その一面”。
それが、思っても見ない程穏やかに顔を出し始めたのも、事実である。
良い事なのだろう。
きっと、コレは、良い事だ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
…いやあ、まさかこんな風になるとはね。流石の僕も思っても見なかった。
ま、肝心の娘自身は、自分の変化を全然自覚していない様子だけど…。
やあ、久しぶりだね。
前回と同様に迷い込んで来たのかな?
或いは、ひょっとしてナイトメア適合者の仕業だったりして。
だとしたら全く手間かけちゃってまあ……実に実に、ハハ、御苦労様。
…でも実際、あんな能力者が現れるとは思わなかったなあ。流石の僕も心底驚いたよ。
と言うか、予想外ばっかりだね僕。全然流石ではないね。ハハハ、これは参った。
ま、何れにせよ歓迎するよ。ようこそ夢の中へ。大概暇だね君も。
あっはっは、怒らないでくれよ。
でも実際暇だと言われても仕方が無いだろう?
故意にせよ、無意識にせよ、君は他人の夢の中にわざわざ又来たんだから。
もしくは……お節介焼きなのかな?バーカ、この御人好しが。
フフ、まあ兎も角、折角来たんだ。ゆっくりしていき給え。
前と違って今度の夢は、終わるまでにまだまだ時間の余裕があるしね。
時間一杯まで、色々見ていくが良いよ。
プライバシーの侵害?なあに、気にする事は無いさ。
何せこの僕が許可しているんだからね。…分かってんだろ?
さあて、じゃあ最初はどの扉から開けようか。
君は先ず、何を覗きたい…?
【A dream continues】
PR
この記事にコメントする